ラボQ&A
現場でのやり取りが上手くできるか不安です。
頭が良くないとダメそうな気がしています。
2024.08.24 投稿
頭が良くないとダメなんてことは絶対にありません。
建設業で働く方々は様々な役割をもっており、必ず自分にあった仕事があります。
そもそもそれを言ってしまったら私なんかびっくりするくらい成績悪かったですよ(笑)
それでも自分が造りたい、やりとげたい。そんな思いが強かったらある程度勉強は必要です。自分はこの業界に入って約30年もたってしまいましたが、いまだに毎日勉強です。現場が変わればやり方も段取りも全てが変わるんです。毎日働けばやることが毎日変化していくんです。そうなればその変化に対応する応用力が必要になってきます。その応用力を身につけていくことが勉強なのです。
このように変化に対応できる人がいずれ優秀な建設作業員や施工管理技術者になっていくんですね。そもそも自分の周りを見ても「昔は勉強できなかった」人がこの業界で大勢活躍しています。(自分も含めて)
逆を言えば勉強ができるからといって仕事が上手か・・・。と言われればそれはまったくの別物です。先に言った通り、建設業には「定石」があるようで無いのです。頭がいくら良くても変化に対応できない人はこの業界に向いてないと言えます。しかし頭が良い人で変化にも柔軟に対応できる素晴らしい方々が多くいるのも事実です。
自分に向いている作業や仕事が必ずありますので、建設業に興味があったらまずやってみましょう。
2024.09.04 投稿
株式会社新興
工事部
奥村 直丈
会社ページへ現場でのやりとりに不安があるんですね。
現場ではそれぞれの立場の方々がおられ、大きな現場では一つの工事を複数の業者さん達の協力の元で行っていくことになります。当然「やりとりに不安」を感じてしまいますよね。新入社員として入社してきた人にいきなり現場を任せることは当社としても他の企業もまず無いと思いますので、まずは新入社員からの「見習い期間」にそれらのやり取りについての立ち回り方を先輩方を参考にしつつ身につけてください。一言で現場でのやり取りといっても様々な事柄がありますよね。お客様とのやり取り、下請や元請業者さんとのやり取り、資材の注文や受取に関するやり取り、道路使用許可なんかでは警察とのやり取り等もあります。これらのやりとりは立場は変わっても全て「人」とのやり取りです。一番は対人スキルの向上を目指して、社内や業界の先輩方にどんどん質問して教えてもらってください。その中であらゆるやり取りについての助言をもらい、スキルアップしていけます。
いきなりは無理でも経験を積み重ねることで必ずやり取り上手になっていけますよ。