ラボQ&A
2024.10.19 投稿
女性が持っていると就職しやすい資格について考えているのですね。これはたち建設の横山さんもおっしゃられているように無いと思います。要は男性も女性も同じ目線で見るということですかね。ご質問に「女性が」と書いてなければ色々あるとは思います。
ご質問の主旨に沿わないかもしれませんが、自分の感覚では「女性が採用面接に来る」というだけでもこの業界に興味をもってくれた!うれしい!採用したい!!となるといっても過言ではありません。その理由は多岐にわたります。
「1. 女性ならではの視点やスキル」
男性陣では気にも留めない部分に目が届く。細やかな仕上がりや美的センスはスキルの一つと言えます。
「2. コミュニケーション能力の高さ」
様々な人と連携して仕事を進める必要があるため、コミュニケーション能力は非常に重要です。女性がいるだけで現場の雰囲気が変わります。
「3.新しいことに挑戦したいという意欲」
男性社会と思われているこの業界で活躍したいと考えている女性は挑戦したいという強い前向きな気持ちを持っている方が多いです。
「4. 社会貢献したいという気持ち」
自分達でインフラや地域を守ろうとする使命感を持っている方が多いです。
数え上げたらきりがありませんが、男性とは違ってこのような思いやスキルを持った方が多い傾向にあります。株式会社新興では女性のこのような部分にフォーカスを当てており、女性社員の拡大に力を入れているところです。興味のある方は是非お声掛けをお願いします。
2024.10.19 投稿
これから就職をお考えの方々の気になるところの一つが「週休二日制」であるかどうかですね。建設業界では土曜日にまだ仕事をしておられる会社は多く残っていると言えます。過密な仕事量に対応する為には土曜日も仕事をしないといけないといった感じで、まだ週休二日に踏み切れない業者さんが多いようです。というのも当社は建設業の他にも砕石・骨材の製造販売を行っており、事実土曜日に砕石を購入しに来る方は後を絶ちません。取りにこられても当社は「完全週休2日制」を導入しているので申し訳ないのですがご対応できないといったところです。
今後の展望としては大きなゼネコン等を中心に「今日は休みだから仕事できないよ!」や、「土曜日は仕事をしてはいけません!」という風潮が広がれば、これらは当たり前になっていくと思います。
最後に、少し先に触れましたが当社は「完全週休二日制度」に今年度より移行しています。年々休日日数が増加してきており、来年度は年間休日「120日」とする予定です。是非参考にしてください。
2024.10.12 投稿
これは正直、とても難しいご質問です。建設業界は大手ゼネコンをはじめ、多少なりとも「ブラック」な部分があると思います。実際、国や地方自治体のお役所の方々も、これまでそのような環境で頑張ってきたと言えるでしょう。最も問題となるのは、長時間労働が常態化している点です。では、従来の施工管理技術者の1日を簡単に見てみましょう。
7:30 出社(現場事務所到着)
8:00 安全朝礼
8:15~17:00 現場での施工管理業務(途中休憩あり)
17:00~ 書類作成・工事写真の整理など
大まかにはこのような流れです。あれ?と思いませんか? 17:00には仕事が終わるはずなのに、その後に残業が続いているのです。これが、多くの会社で見られる現実です。(現状でもこのような会社は少なくありません。)
なぜ17:00以降の業務を17:00までに終わらせられないのか疑問に思われるかもしれません。その答えは「人手不足」にあります。例えば、2人の施工管理技術者がいれば効率よく業務を分担できるかもしれませんが、1人で担当するケースが多いため、業務量が多すぎるのです。建設業界はバブル崩壊後、公共工事や大型建築物の建設が減少し、低入札で仕事を奪い合う厳しい時期を経験しました。その結果、人件費を抑えるために、一人当たりの作業量が過度に増えてしまったという過去があります。これが「ブラック」と言われる理由の一つです。
しかし、働き方改革が本年度から建設業にも適用され、各社が働き方の見直しに取り組んでいます。(もちろん、それ以前からホワイトな環境を整えていた企業もたくさんあります。)
当社では、工事部の施工管理者以外の社員に残業はほとんどありませんが、施工管理者の時間外労働はまだ残っています。とはいえ、改善に向けたさまざまな取り組みを本格的に進めています。その一環として登場するのが「建設DX」です。DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を活用して業務の効率化を図る取り組みです。たとえば、施工管理技術者が8:00~17:00まで現場に常駐しなくても良いように、従来の測量方法を最新のDX対応機器に置き換えたり、建設機械のICT化を進めたりしています。これにより、施工管理者が現場にいなくても、作業員や機械オペレーターが作業を進められる環境を整えています。
※詳しくは、建設ラボさんの「1日ドケンガールレポート」で、当社の最新DX技術をご紹介しています。
このようなDX化の推進により、当社では時間外労働の短縮に繋がっています。また、給与面でも公共工事の労務単価が毎年見直され、改善が進んでおり、これからの建設業界を担う若者たちに「良い給与」を支払える環境が整いつつあります。さらに、当社は完全週休二日制を導入しており、国土交通省北陸地方整備局に「週休二日企業宣言」を届け出ています。
「ブラック企業」と言われる要素はさまざまですが、就職時にはご自身が最も気になる点を確認し、良い会社を選んでください。皆さんのご応募をお待ちしております。
2024.10.12 投稿
これは様々なケースがあるので一概には言えない部分があります。新卒者の方が自宅より遠方の会社に勤められる場合や、思い切って一人暮らしをして働きたいとお考えの場合はまず就職先の会社にご相談されてみてはいかがでしょうか。後者の場合、就職してから実際に初任給をもらえるまでの期間はご自宅で過ごすことをお勧めします。というのも引っ越しにも費用はかかりますし、場所によっては敷金・礼金を収めてからじゃないとアパート等に入居できないこともあり、初任給を頂く前に結構なお金が必要となります。
当社ではこのような新卒者の方を支援できるように対応することが可能です。ご自宅から当社までの距離があり、住居を探すことや費用面で心配でしたらまずはご相談ください。
当社グループ会社では不動産事業も展開していますのでお気軽に相談してくださいね!
2024.10.12 投稿
新卒で入社される方の多くは、まだ資格をお持ちでないことがほとんどです。しかし、富山県内で就職する場合、まず普通自動車免許はご自身で取得しておくことをおすすめします。なぜ「取得しておいたほうが良いのか」について考えてみましょう。それは、免許があれば自家用車で出勤できることや、自由に好きな場所へ出かけられる利便性があるからです。
一方で、なぜ免許を持っていないと「都合が悪いのか」も考えてみましょう。普通自動車免許を持たずに運転することは「法を犯す行為」にあたります。無免許運転は絶対にしてはいけない行為です。免許がない場合、出勤には公共交通機関を利用するか、他の人に送迎をお願いしなければなりません。これでは、いろいろな面で「不便」が生じますよね。
建設業においても同様で、作業にあたっては様々な資格が必要な場合があります。無資格者が資格を必要とする作業を行えば、それは法に抵触する可能性があり、個人の責任だけでなく、会社や元請会社、協力会社にまで多大な迷惑をかけることになります。当社ではそのような事態が絶対に起こらないよう、無資格者に有資格作業を行わせないことを徹底しています。
しかし、そのままでは作業に支障が出てしまうため、当社では無資格者の方が資格を取得できるよう、会社が費用を負担して資格取得の支援を行っています。もちろん、お金を出すだけで済む話ではありませんので、講習や資格取得のための勉強会には積極的に参加していただくことになります。
また、資格取得は会社の価値を高めることにも繋がります。例えば、施工管理技士の資格を取得していただくと、会社の企業価値が上がります。施工管理技士の資格を持つことで、主任技術者や監理技術者として業務に従事できるようになり、資格を持つ社員が増えるほど、会社はより多くの仕事を受注できる可能性が広がります。こうした理由から、会社では「資格手当」などが支給され、給与面でも大きなプラスとなるでしょう。
このように、新卒者の皆さんは無資格の状態でスタートしますが、入社後は多くの資格取得支援を受けることができます。多くの資格を取得しておくことは、将来にわたって一生の財産となります。積極的に資格を取得し、この業界で大いに活躍できるよう、一緒に頑張りましょう!
2024.09.04 投稿
現場でのやりとりに不安があるんですね。
現場ではそれぞれの立場の方々がおられ、大きな現場では一つの工事を複数の業者さん達の協力の元で行っていくことになります。当然「やりとりに不安」を感じてしまいますよね。新入社員として入社してきた人にいきなり現場を任せることは当社としても他の企業もまず無いと思いますので、まずは新入社員からの「見習い期間」にそれらのやり取りについての立ち回り方を先輩方を参考にしつつ身につけてください。一言で現場でのやり取りといっても様々な事柄がありますよね。お客様とのやり取り、下請や元請業者さんとのやり取り、資材の注文や受取に関するやり取り、道路使用許可なんかでは警察とのやり取り等もあります。これらのやりとりは立場は変わっても全て「人」とのやり取りです。一番は対人スキルの向上を目指して、社内や業界の先輩方にどんどん質問して教えてもらってください。その中であらゆるやり取りについての助言をもらい、スキルアップしていけます。
いきなりは無理でも経験を積み重ねることで必ずやり取り上手になっていけますよ。
2024.08.24 投稿
頭が良くないとダメなんてことは絶対にありません。
建設業で働く方々は様々な役割をもっており、必ず自分にあった仕事があります。
そもそもそれを言ってしまったら私なんかびっくりするくらい成績悪かったですよ(笑)
それでも自分が造りたい、やりとげたい。そんな思いが強かったらある程度勉強は必要です。自分はこの業界に入って約30年もたってしまいましたが、いまだに毎日勉強です。現場が変わればやり方も段取りも全てが変わるんです。毎日働けばやることが毎日変化していくんです。そうなればその変化に対応する応用力が必要になってきます。その応用力を身につけていくことが勉強なのです。
このように変化に対応できる人がいずれ優秀な建設作業員や施工管理技術者になっていくんですね。そもそも自分の周りを見ても「昔は勉強できなかった」人がこの業界で大勢活躍しています。(自分も含めて)
逆を言えば勉強ができるからといって仕事が上手か・・・。と言われればそれはまったくの別物です。先に言った通り、建設業には「定石」があるようで無いのです。頭がいくら良くても変化に対応できない人はこの業界に向いてないと言えます。しかし頭が良い人で変化にも柔軟に対応できる素晴らしい方々が多くいるのも事実です。
自分に向いている作業や仕事が必ずありますので、建設業に興味があったらまずやってみましょう。
2024.11.04 投稿
株式会社新興
工事部
奥村 直丈
会社ページへ体力に自信が無いとできないということはありません。人にはそれぞれ適材適所というものがあり、体力には自信が無いけど、仕事の段取りや準備は任せといて!といった方もいます。(自分は体力に自信があった方ですが、最近は少し自信がなくて、段取りやら準備作業の方が向いています。)施工管理をする場合においても、工事現場は多少の体力が無いと現場では不便に感じてしまうこともあるでしょうが、ご自身に向いた役割をしっかりとこなしていくことできっと社内での評価も上がっていきますよ。それでも不安がある場合は少しのウォーキングや筋トレを行うだけでも体力はついていきます。過度な運動は逆効果なので、少しずつを継続することが一番効果的だと思います。体力が無いというだけでこの業界を諦めないでほしいです。頑張ってください。