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ラボQ&A

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建設業全体の質問2023年度第2弾

富山工業高建築工学科1年

建設業はどんなことが大変ですか?

回答2件

2024.12.14 投稿

建設業はどんなことが大変ですか?

株式会社新興

工事部

奥村 直丈

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建設業の大変なところが気になるんですね。
誰でも分かることで言えばやっぱり屋外での作業が多くなりますので気候や天候の変化に対応しながら作業することは若手の頃は辛いかもしれません。(自分は若手じゃないですけどやっぱりここだけは辛いですね。)この気候や天候は工事の工程にも直結してきます、雨の降っているときはアスファルト舗装や養生のできない場所でのコンクリート打設、土の性質によっては土工事も行えません。工程が遅れれば納期を守ることができなくなってしまいますので、最初から天候をある程度考慮した余裕工期を設定する必要があります。このあたりがオフィス勤務や製造工場内での作業と大きく違う点ですね。また、施工管理業務の内容の多さにきっと「ドン引き」されちゃいます。施工管理とは先にも触れた工程管理、出来形管理(作った建設物が設計図通りになっているか確認する作業)品質管理(コンクリートやアスファルト等の工事に使用する材料が適正かつ品質的に保証できるものかを管理する作業)安全管理(事故が発生しないように法令を遵守しながら施工を行う為の点検や書類の整理等を行う作業)が大きく分けてあります。当然この他にも協力業者さんや発注者様との打ち合わせや、現場での測量作業や監督業務が入ってきます。小規模の現場ではこれらの施工管理業務を「施工管理技術者」が一人で行うのが通例です。(工事金額が高い、低い関係なくこれらの管理業務を日常的に行う必要があります。)大きな工事現場ではこれらの管理業務を複数人で行うことで負担を軽減させていきますが、それでも業務は多いと言えます。
当社ではこのような工事現場内の負担を軽減させるための処置として、工事書類の保管先をクラウド化し、現場外の社員にも仕事が容易に分担できる環境を整えています。
Google workspaceの導入により、社内サーバーのクラウド化、カレンダーによる社員のスケジュール管理、chatによるタイムレスな情報共有とファイル送信等を行い業務効率化、Googlemeetによる社内会議のオンライン会議化等、建設DX推進の一環として行っています。Google workspace導入以降、施工管理者の負担軽減にかなり繋がっていると実感しているところです。また、データファイルをクラウド化することによりリモートワークが可能となり、社内規定で自宅等での作業を認めることにもつながっています。これまで「大変」と思っていたことが「普通」になっていくよう、当社では継続的な改善を進めてきています。建設業でもITの力を借りてこれまでの業務形態を変えていく。当社が今後も推し進めていくDX化のひとつです。若手の皆様がより「働きやすい」会社となるよう当社は日々変化しています。興味のある方は是非当社までお問い合わせください。

2024.12.09 投稿

建設業はどんなことが大変ですか?

たち建設株式会社

総務部

横山 知義

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 みなさん口をそろえて仰るのは「夏は暑いし、冬は寒い!」ですね。
作業をするとなるとどうしても屋外がメインですから、天気の影響は強く受けます。
またある程度は体力も必要になってきますし、覚えることも考えることも多く、大変なことは多い業界だと思います。
でも、大変だからこそやりがいも大きい仕事です。
自分の仕事の成果物が地域に残り続けるという経験は、他の仕事ではなかなか味わえないものだと思いますよ。
 自分が就活生のときは「どうせなら楽な仕事がいいなぁ」なんて考えていました。が、実際にそのような仕事をやってみると、楽な仕事はやりがいも少なくて、逆に辛かったのを覚えています。
 つまり、大変な仕事ほど、やりがいも大きいものです(もちろん限度はありますが)。
意外と悪いやつじゃないので、仕事選びの際には大変さのことももっと気にしてあげるといいですよ。

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