ラボQ＆A

　映画製作の指揮を執る人を映画監督というように、工事現場の指揮を執る人を現場監督といいます。
工事の最初から最後まで携わり、ひとつの現場を作り上げる仕事です。（ちなみに現場監督＝施工管理と考えていただいて差支えありません。）
　仕事内容としては、スケジュールなど段取りの確認や、品質・予算・安全の管理を行うのが施工管理の主です。
実際に作業をすることも監督さんによってはありますが、基本的には全体を見渡し、書類や写真をまとめたりする時間が多くあります。部活動やスポーツチームの監督さんなどもイメージとしては近いです。
　また、映画監督にも様々な個性をお持ちの方がたくさんいらっしゃって、それぞれの持ち味を生かした素晴らしい作品が世の中にあふれています。
それと同じように、建設工事もいわば作品。
地図上に自分の作品を残せる仕事というのが、施工管理の魅力に思います。