ブラック企業は多いですか?
回答2件
ラボQ&A
回答2件
2024.09.30 投稿
あなたにとって「ブラック企業」はどんな企業ですか?
「ブラック企業」で調べると
特徴1)長時間労働・過重労働
特徴2)休日が少ない・有休が取れない
特徴3)給料が低い・最低賃金を下回っている
特徴4)残業代が出ない
と書かれているものがありました。
この特徴で見ると特徴4に関しては入社してみないと分からないかもしれませんが、特徴1~3に関しては求人票などに平均残業時間、平均有給休暇取得率、休日日数、給料や昇給、賞与について必ず書かれていますのできちんと確認されるといいと思います。
最近は建設業も働き方改革が進んでおり、休日も多くなっていると思います。
求人票で分からない情報は必ず入社前に企業の方に確認してみるといいでしょう。
ちなみに当社はホワイト企業だと若手社員がインターンシップで学生に伝えてくれていました(^^♪
2024.10.12 投稿
株式会社新興
工事部
奥村 直丈
会社ページへ 回答一覧を見るこれは正直、とても難しいご質問です。建設業界は大手ゼネコンをはじめ、多少なりとも「ブラック」な部分があると思います。実際、国や地方自治体のお役所の方々も、これまでそのような環境で頑張ってきたと言えるでしょう。最も問題となるのは、長時間労働が常態化している点です。では、従来の施工管理技術者の1日を簡単に見てみましょう。
7:30 出社(現場事務所到着)
8:00 安全朝礼
8:15~17:00 現場での施工管理業務(途中休憩あり)
17:00~ 書類作成・工事写真の整理など
大まかにはこのような流れです。あれ?と思いませんか? 17:00には仕事が終わるはずなのに、その後に残業が続いているのです。これが、多くの会社で見られる現実です。(現状でもこのような会社は少なくありません。)
なぜ17:00以降の業務を17:00までに終わらせられないのか疑問に思われるかもしれません。その答えは「人手不足」にあります。例えば、2人の施工管理技術者がいれば効率よく業務を分担できるかもしれませんが、1人で担当するケースが多いため、業務量が多すぎるのです。建設業界はバブル崩壊後、公共工事や大型建築物の建設が減少し、低入札で仕事を奪い合う厳しい時期を経験しました。その結果、人件費を抑えるために、一人当たりの作業量が過度に増えてしまったという過去があります。これが「ブラック」と言われる理由の一つです。
しかし、働き方改革が本年度から建設業にも適用され、各社が働き方の見直しに取り組んでいます。(もちろん、それ以前からホワイトな環境を整えていた企業もたくさんあります。)
当社では、工事部の施工管理者以外の社員に残業はほとんどありませんが、施工管理者の時間外労働はまだ残っています。とはいえ、改善に向けたさまざまな取り組みを本格的に進めています。その一環として登場するのが「建設DX」です。DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタル技術を活用して業務の効率化を図る取り組みです。たとえば、施工管理技術者が8:00~17:00まで現場に常駐しなくても良いように、従来の測量方法を最新のDX対応機器に置き換えたり、建設機械のICT化を進めたりしています。これにより、施工管理者が現場にいなくても、作業員や機械オペレーターが作業を進められる環境を整えています。
※詳しくは、建設ラボさんの「1日ドケンガールレポート」で、当社の最新DX技術をご紹介しています。
このようなDX化の推進により、当社では時間外労働の短縮に繋がっています。また、給与面でも公共工事の労務単価が毎年見直され、改善が進んでおり、これからの建設業界を担う若者たちに「良い給与」を支払える環境が整いつつあります。さらに、当社は完全週休二日制を導入しており、国土交通省北陸地方整備局に「週休二日企業宣言」を届け出ています。
「ブラック企業」と言われる要素はさまざまですが、就職時にはご自身が最も気になる点を確認し、良い会社を選んでください。皆さんのご応募をお待ちしております。